金曜日, 11月 28, 2008

仕事の事――雑感

それにしても…難しいもんだな、と思う。

後、都会と地方じゃやっぱ色々違ってるよな、とも思う。

こっち来たばっかの頃に今の勤め先とは別のスーパーに、ダンナと買い物に行ったんだわ。

ほんとに来たばっかりの頃で、まだお互い仕事も決まってなくて、のんびりしたもんだったから、よく一緒に買い物に出かけたりしてたんやけども、カート押しながらアレコレ見放り込んで、私これ覚えてんで、おしけたるわ、と、こっちに来てから覚えたばっかの、無人レジのトコへ行って、スキャンしながら商品を買い物袋に入れているに、本日のお買い得商品であるところの、3連プリンが、お買い得価格の99円じゃなしに、(たぶん定価の)148円と出る。

えっ?と思って、念の為、置いてた場所に確認に行きますに、POPでは、やっぱり99円。

うわー、売価エラーだよ、つーか売価変更忘れてるんや。お買い得品(エンドに平積みになっていた)でコレはまずいやろ。とは言え、お買い物に行った時間は既に午後。

おいおい、今の今まで、クレームなかった訳?と、とってもびっくり。いっくらなんでもこのままじゃマズかろう、と、レジの所へ行って、事情を話してお買い得価格でお買い上げした訳やけども、お客様は気がついてなかったのか、金額が少ないから言いそびれたのかは分らんけども、何だかのんびりしてるなー、と、色んな意味で感心したんだわ。

んで、いよいよこっちのスーパーで働き始めますに、なんと言いますか、どうも「正確さ」よりも「速さ」を重視してる傾向があるみたいで、部門が違っているから、てのももちろんあるけども、私の今までの感覚からすると、全体的に「雑」な雰囲気。

一方で、お客様の方も、都会に居た頃のような「悪擦れ」したような感じのクレームは殆どないみたいで、たまーに同僚の愚痴で出てくる「困ったお客様」の話を聞いていても、こないだの困ったお客様の事を考えても(参照:Diary: ふつーのおばさん)、確かに困りはするけれど、「悪質さ」みたいのは、あまりなく、そんなこんなから、クレームに対する認識の違いとか、危機感の置き所の違いみたいのを感じる事って結構あったんだわ。

そして、今回の件。

そりゃね、私も、何でもかんでも杓子定規にやる必要はないとは思ってる訳よ。ただ、こういった「雑さ」(と、私が感じているもの)に、どうも馴染めなくて、と言うか、「まだこっちでは問題になっていないだけ」で、(私を含む)消費者が、色んな意味で変化しつつあるし、社会的な要請も高まってるんだから、遅かれ早かれ何らかの形で変わる必要のある部分だとも思っていて――と言うか、全員朝礼なり、伝達事項なりでも、コンプライアンスに関する事は繰り返しアナウンスされている――、損得ももちろんあるけども、これで大丈夫なの?みたいな不安が結構あるねんな。

ただねー、今回私が感じたようなタイプの不安って、ずっとこっちで働いて来た人とは、どうも共有しにくいみたいやねん。

いやね、リーダーに不信感がないか?って言われると、無いとも言えないよなー、と言うか好き嫌いで言うと「嫌い」やけども、それ以上に、仕事に対しては真面目な人だけに、「良かれ」と思ってルール違反を犯しちゃう恐れがあるんじゃないか、みたいな不安と、そんなのに「巻き込まれたらかなわん」って方への心配の方が、私は大きいねん。

一方で、ダンナは最初、ちょっと聞いてみる、みたいな話をした時には、「目ぇつけられるんとちゃうか?」みたいな心配してて、そっちの方向への想像力がなかった私は、兎に角確認しておきたいねん、で通したけども、続けて、杉本さん(仮名)の話した時には、それは事実なら「パワハラ」やな、とも言ってて、どこに問題点を見るかで、随分とお話も変わって来るよなー、とか考えると、色々複雑なもんだな。

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