土曜日, 11月 01, 2008

派遣とかパートとかpart2

リンク先にあったような、その場だけで通用するタイプの政治的な駆け引きってのは、もしかすると「現場」の方が多いんじゃないかとも思う時がある。

それは丁度、社会的にはNGな「いじめ」って行為が、クラスの中って言うものすごく狭い世界では(ある意味)絶対的なローカルルールになってるみたいな感じで、「会社」や「学校」と言う閉鎖的な空間ならでは、としか思えないような、馬鹿馬鹿しいローカルルールを持った職場ってのが決して少なくないと思っている。

#とても個人的な話になると言うか、自分語りをさせて頂きますと、私は、社会人と言うものになるまでは、「学校」と「家庭」と言うものは、日本国憲法の届かない「治外法権」なんだ、と言う風に理解していた。
#なので、成人して、社会人になって、勤労と納税たらいう義務を果たしたら、基本的人権とかいうのに、守られるもんだと(勝手に)思い込んでいて、だから、早く社会人になりたいと思っていた。
#が、社会人になってみたら、そこには「会社」と「世間」と言う治外法権があるのを知って、何だかちょっと失望したんだわ。
#が、一方で、みんな真面目に必死に生きてるんだよなー、てのも(多少は)見えて来たら、「貴方は間違っている」と言う事ってあんまり意味がないんじゃないのかな、とも思うようになったのよ。
#そこで初めて、そっかー、憲法てのは、国の「努力目標」だったんだー、と(その時は私なりに)理解して、その後になってやっと、憲法というものとか立憲民主主義とか言うものの仕組みを知ってみて、私の経験知から来た理解は、それ程外してなかったんだなー、と(さしたる意味はないけれど)、ちょっと安心したのだった。
#ここに至ってようやっと、立憲民主主義下の憲法てのは、間違っている「誰か」を懲らしめる為にある法律てんじゃなくて(どうもそれは刑法の範囲のようだ)、うちら国民の「安全弁」としてあるものだったんだ、と分ったと言う訳。
#一方で、こんな事は、学校でちゃんと教えろよな、ともすごく思ったけどね。こう言うのって、本来は、経験から学ぶような類の事じゃないんじゃないの。
#学校では「名前」は教えてもらえたけれど、「目的」や「機能」については、あまり教われなかったように思えるんだわ。今はもうちょっとマシになってるのかな?

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