日曜日, 5月 05, 2019

失われた景色

サービス終了してしまった、オンゲの曲を今でもずっと聞いている。

本当なら、まだ見た映画の記録を書かないといけないというか、下書きもすでにできているんだけど、春は、庭仕事が急激に忙しくなっていて、そっちの記録に追われて、映画の方は放置になっている。

で、音楽の話に戻るけど、且つてやっていたMMORPGの曲を聴いていると、そのDJの情景が浮かんできて、もう一回あそこに行きたいなあと、思ってしまうのだ。

攻略に苦労したあそことか、レアアイテム掘りに行ったたあそことかが、曲を聞いていると、そのシーン込みで思い出されて、あそこを又、走り回りたいと思ってしまう。

それは、丁度いま、私が、久々に摂ったアルコールの影響が多分にあるのは分かっているけど、逆に、実はこんなことを感じていたんだ、という発見にもなった。

二度と行けないあの場所に、私は行きたいと切望したのだ。

そこで何かをしたいとか、やり残した事をを達成したいとかじゃなくて、ただ、あそこにもう一度行きたいのだ。

そして思った。

もしもVRで、私が子供の頃の街並みが実現できたのなら、きっと私はそこに行ってみたいと思うだろうと。

今、私は実家に戻って、子供の頃に暮らした街で生活している。

が、もうすでに私がよく知っていて、私が暮らした街とは、すっかり様相が変わってしまっている。

もちろん、私が小さい頃と、私が小学生の頃とでも、すでに街の様子は違っていたし、私がここにいた間にもずっと変遷を重ねていた。

だけど私は、行けるものならば、3歳の頃の町や、10歳の頃のあの家をもう一度見られるのなら、見てみたいと思う。

今この時点で、VRを利用して、あの頃に戻ることはできる気はしないけど、もしも。

もしも本当に行けるのなら、課金してしまうかもしれない。