火曜日, 11月 04, 2008

生産性のこと

前に、生産性が低くなっている、とは書いたけども、生産性ってのの計り方が実は良く分らないなーとも思っていて、ただ、色んな部分で、「私から見たら」無駄と思える事って少なくなくて、それをちょっとカッコつけて「生産性が低い」、と表現してみたりした訳やねんけども、そんな事に関して思っているところをつらつら書いてみる。

パートの世界は、もうとっくの昔から、同一職種同一賃金になっている。と書くと、長時間パートと正社員の人の賃金格差の問題が出て来てしまう訳やけども、元々主婦が多いタイプの職場(外食、小売)じゃ、正社員ってとても少なくて、一方で、長時間労働のパートも殆ど居ないんだわ。

もちろん、社員になりたいパートさんも居なくはないだろうけれど、大部分の主婦パートは、時間や休みの融通の方を重視してるんで、安定性や給与には魅力がなくはないけれど、かと言って、今の社員さんみたいな「超」長時間労働を望んでいる人って、少なくとも主婦にはあんまり居なかったりするんじゃないかと思う。

んで、同一職種同一賃金てのは、同じパートだと、キホンみんな同じ給与になってるんだよ、と言う訳。昨日入った新人さんも、10年のベテランさんも、同じ課で同じ仕事してたら、一緒なのよ。

一方で、教育コストもかけなけりゃ、「現実的でちゃんと「使える」マニュアル」みたいのも、実際の所は余りなく、結果「見よう見まね」で仕事を覚える事が殆どで、その部分からして、ひどく無駄が多いように思えるねんな。

教育担当もマニュアルもないまま、言われた事を「こなして」行くだけで、何とかなってしまうような部分って少なくないし、そうじゃなきゃパートに任せたりはしない、とも言えるねんけども、その時その時で人に聞いて覚えて行くって形だと、教える方も聞く方も、無駄に時間を食う上に、とてもよくある事だけど、人によって言う事が違うねんな。

ささやかな事っちゃささやかやけど、こんなんは、マニュアル用意して、情報共有したならば、もっと楽に早く覚えられるんじゃないのかなー、て事ってほんとに多い。同じ賃金支払ってるんだから、そうした方がずっと「お得」なんじゃないかと私なんかは思ってるねんけども、それが為されていないんだわ。

後、作業の方法の説明はあっても、その目的や優先順位の説明が無い、と言うか、上司が変わるとそれが変わってくる事が少なくなくて、会社の戦略だかなんだか知らないけども、こんなんが何のアナウンスもなくコロコロ変わってしまうと、「何時もの作業」をする為にも、その都度確認取っとかないとダメみたいな事になってしまって、そこら辺ももんのすごく無駄ぽいように思える。

と言うか、それって、「いつもの作業」が「いつもの作業」として機能してないような状態になってるって事で、そうなると、「逐一指示を伺う」か「無視する」かの二択みたいな状態になってしまう訳で、これって、どっちも指揮系統が機能してない状態だよなー、とも思うねんな。

「誰にでも出来る簡単な仕事」のはずなのに、「逐一指示を伺う」んじゃふつーに時間の無駄じゃないかと思うし、どーせコロコロ変わるんだから、と、いままでのやり方を通してしまうってんじゃ、「カイカク」も「カイゼン」も不可能だし、モチベーションも低空飛行。

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