木曜日, 11月 27, 2008

仕事の事part.4

で、チャリで10分もかからない職場にはすぐについた。

まぁ、それなりに時間もあるし、課長なりリーダーなり主任なり、誰か話せる人がおったら、何もその場ですぐに全部は聞けんかったとしても、それなりの時間は取ってもらえるやろし、てか、聞いてもらえんようなら、事務所なり、組合なりに相談したらええやろし、なんて事を考えてたら、およよ、杉本さん(仮名)も、今日は早めに出勤して来た。

く:「おつかれさまですー、てか早いやん。」
杉:「おつかれー、もしかしたら来てるんちゃうかと思ってたわ。様子見るとかゆうてたから、今日ってもんでもないかと思てたけど。」
く:「うん。それがさー、昨日契約書確認してみたら、あれっ?と思うことがあって、びっくりして早い目に聞いとこかって気になってね」
杉:「そうやったんや。私はね、今日上と話する事になって、早い目に来たんやで。」
く:「えっ?そんなことになってたん?」
杉:「うん。もう結構ややこしいとこまで行ってんねん。この一週間、私どんだけしんどい思いしながら仕事して来たか」
く:「そうやったんや…」

あれを「嫌がらせ」と感じるだけの事が、もしかしたら他にもあったんかもしれんなー、と、ちょっと思った。

ツラの皮が厚い上に、(どっちかで言うと)(1)ケンカ上等の私は、自分で溜め込む事もあまり無い上に、鈍感なんで、気がついてなかったけども、考えてみると、どうやら「場の空気」が支配的な傾向があるらしいこの職場では、分る人には分るタイプの、嫌なプレッシャーを受け続けていたのかもしれないな、とも思った。

く:「あー、そうそう、いやね、契約書やねんけどね、始業終業時間が書かれてないねん。もしもこれまでの契約通りやったら、もしかしたら、うちらも「ルール違反」になるかもしれんし、契約が変更になってたんやったら、それはそれでちゃんと言うてもらわんとあかんやろ。早い目に確認しといた方がええかもしれん、とか思たら、もう気になって気になって」
杉:「あはは。そうなんや。おかしいね。あっ、それやったら、私今日店長と話する事になってるから、一緒に聞いといたるわ。
く:そうなん。それやったらそれが一番間違いないかもしれんね。ごめん。お願いします
杉:「それとね、聞いた事あると思うけど、うちのチームが揉めて分裂したのは知ってるやろ。」
く:「うん。」
杉:「今度揉めたら、これで2回目になるから、もしかしたら、解散になって、うちらの時給も下がるかもしれんのやけど、そうなったらごめんやで。先に謝っとくわ」
く:「いや、それって、誰が悪かったからって話やないし。あー、そうそう、そっちの方も、契約書調べた時に気になったんで、就業規則の方も調べてみたんやけども、『合理的な理由も無く指示に従わなかった場合』にペナルティの対象になるって事やったから、杉本さんが指示に従わなかった事があったとしても、それだけで問題になる事はないと思うで。杉本さん(仮名)やったら、なんでそうしたんかちゃんと説明が出来るんやないかと思うし、だいたい「意見する」んは、「指示に従わない」事とはちゃうし。まあ、どんな話が出てくるかは分らんけども、差し当って杉本さん(仮名)に落ち度はないみたいに思うで」

何時もは元気で、強気な杉本さん(仮名)が、何だかしょんぼりしてて、色々あったんやろなー、とは思ったけども、私個人としましては、うちらのチームは(リーダーも込で)みんなとても真面目でよく働いている、少なくとも、あの安い時給分は充分に働いている、と思っていたので、そういったタイプの心配は殆どしていなかった――どころか、実は、契約書に始業終業時間が明記されていない事で、その気になれば小銭稼ぎが出来るかもしれないよなー、と、一瞬思ったりもしたのだった――。

(1)ケンカ上等
争いは「好まない」けれど、「争うべきではない」とは思っていないし、「みんななかよく」とも思っていない
パワーゲームを仕掛けられたと思ったり、降りかかった火の粉だと思えるような場合(≒売られたと感じた場合)は、嬉々として戦略を練る
ただ、そういった判断は、充分に吟味してから為すべきだとも思っていて、大抵の場合、吟味している間に色んな事に慣れちゃうんだよね
後、↑のような人だと言う態度をちゃんとw普段から示していると、仕掛けられる事も売られる事も少ないみたい
汚いやつって、相手見て汚い事をする。傍で見てて、こっちに振れよ、このカス、と思う事が時々(流石に、しょっちゅうじゃない。てか、しょっちゅうだったら、辞めてる)ある

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