金曜日, 10月 10, 2008

蜘蛛の恩返し

で、行き当たりばったりだと、自分が何やっていいかが、分らなくなってしまうように思えて、と言うか、分らなくなって、当初の予定通り(?)、蜘蛛の恩返し(=Spider's Repay)のデジタル紙芝居化にトライする事にしてしまった。

いや~、いんたーねっとすげー。


いやね、もう随分昔の事になるんやけども、私の初めてのPCはmacのperformerで、まだ、DirectXが出たばっかりの頃で、PCをコンシューマゲーム機の上位機種だと捉えてた私は――この事を子供や子供のツレに話したら、むちゃくちゃ馬鹿にされた――、ゲームするんだからmac、て感じで何の迷いも無く、ダイエーで安売りになってた一体型performerを(へそくり全てはたいて)買って、買ってしまってから、スペックの低さと、パソゲーのお値段の高さにびっくりして、それでもパソコン通信たらいうのをやったらフリーゲームと言うのがプレイできるらしいから、そこで埋め合わせようと思っていたら、当時のPCでは、モデムは「別売り」で、しかもお値段が40,000円ぐらいして、しかもしかも、ネットに繋いだりしたら、通信費がむちゃくちゃかかってしまうとダンナに脅され、何だか八方塞がりだよなー、とか思いつつ、それでも、初めてのPCはそれはそれは面白く、度々OSのインストールしたり、強制終了したりしながらも、楽しく遊ばせてもらってた。


てな、大昔のmacのお話をイマサラ書いた理由は、それなりにありまして、あの時、私はmacにHyperCardてのがあるのを知って、おお、これやったら、選択肢で進んでいくタイプのアドベンチャーゲームぐらいやったら、かなり簡単に作れそうじゃん、とか思って、やってみようとしてたのよ。

#今になって考えると、何が無謀って、「ゲームの中身」をまるっきり考えてない状態で、それっぽい演出なり選択肢なりを作っては、動いたー、音がしたー、と喜んでた訳で、これじゃ出来上がる訳がない。
#が、再び考えるに、殆ど同じノリで今回もやってたりする

が、あっちゅうまに挫折した。

ゲームと言う形に行く以前に、「絵」を描くのにくたびれてしまって、ああ、私が3人ぐらい居たらなー、とか思いつつなげてまったのよ。

ちゃんと考えてみたら分る事やねんけども、ビデオゲームってば、大部分が視覚化されてるのよね。壁の様子なんかは、元々ついてたオマケ画像で何とかなったけども、ここにこれがあって、の「これ」とかこれを足で蹴っての「足で蹴る」とか、ドアを開けたら噴水があった、の「噴水」とか、それはそれはびっくりするぐらいの画像データが必要で、しかも、こっちの武器はキッドピクスだけの上に、ハイパーカードの方は、色をカバーしてなくて、しかも音声は、元からmacに内蔵されてたビープ音ぐらい。

たとえたいそーな事考えてなかったとしても(いや、実際たいそーな事は考えてなかった)、それを実現するのは、結構困難でありまして、狭い部屋から(自分で作った手掛かりを自分で探して←百発百中!)、抜け出して、大広間に出て、壁にあった割れ目を発見した、てなあたりで、私の初アドベンチャーゲームもどきは空中分解してしまったのよ。

が、今回。インターネットすげー。至る所「素材」だらけ。しかも、フリーソフトでその素材をかなり自由にカスタマイズ出来て(当然のようにフルカラー!!)、音の方も、CDからひっぱりーの、ネットから拾いーの、出来てしまって、ソフトの力でもって、エフェクトも楽々。

そんな訳で、すげーらくー、と、感動しながら、たぶん、2、3日中には、デジタル紙芝居「蜘蛛の恩返し」は完成しそうよ。

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