月曜日, 9月 29, 2008

英語日本昔話パクリVar.

柿太郎を知ってますか?

いやさ、知らない事を前提にして、いきなし疑問文を振ってみたりしたんやけども(何となく、注意を促すために)、柿太郎って、簡単に言いますと、「桃太郎」のパクリキャラで、つっても、パクリが問題になるようなメジャーな代物じゃなくて、父が現役の頃、英語の授業に使った「お話」の主人公の名前やねん。

ある時、実家に帰ってみたら、こんなんを授業で使ったんやけども、とか何とか言いながら、プロジェクターで使う透明のシートにに絵が描いてあるのと、それのストーリーたら言う英文を見せてもらった事があるのよ。

いやもう、大笑い。Long long agoから始まるストーリーは、まんま桃太郎やねんけども、川上から「Donburako sukkokko」と流れて来るのが巨大な「柿」で、中から生まれたのが、「Kakitaro」て寸法。

シートの絵には、巨大な「柿」が描かれてて、柿から生まれた柿太郎は、犬猿雉(動物はそのままだった)を引き連れて、鬼退治をするってお話。

いやこれ、授業で使っても失笑もんじゃねぇの?と思った時には既に「やっちゃった」後だったりした訳で、中学生も大変だよなー、と思ったりしたのが、かれこれ20年近く昔の事になるのかなあ。

で、すっかり忘れてた「Kakitaro」に、今日(正確には昨日)再会したんだわ。

今日はさ、連休だったりもしたんで、ダンナが一人で東の屋敷の草刈りの続きをやりにいってたの。

結構ええ具合に行ってたみたいで――私は、どんな状態を「ええ具合」と呼ぶのか、イマイチその評価基準みたいのを把握してないんで、どーにええんかがよー分らんのやけども、前に二人で刈った後に、近所(の範囲も既に把握しかねる)の人から褒められた、と、父が喜んでいた――、その続きをしに行ったダンナに、何かお礼をせんとアカンと思ったらしい父が、今日は「買い物のおすそ分け」と言って、「刺身」を分けてくれたんだわ。

書けば長い事になってしまうんで、ここまで書いてなかったけども、こっちに来たばっかの頃は、実家に「晩御飯」のおかずを運んでたりしたんやけども、どうも急に食生活が変わると、年寄りには、腹具合的にキツイもんがあったみたいで、もうええよ、と、停められてしまったのだ。

金銭的にたいした負担があった訳じゃないけども、不要に遠慮する部分があるみたいだし、何より、持って行っても必ずしもその時に食べてる訳でもない上に、下手したら、残ったものをそのまま捨てられずに置いておくみたいにも見えたので、以降は、酒のつまみになりそうなものをちょぼちょぼ持って行くだけに変更したのだった。

(何故かうちの両親よりも「しっかり」しているように見える)伯母に聞いても、何かしたら(無駄に)返さんとアカンと思い込んでて、(逆に)負担になるみたいなんで、この頃は、あんまり何にも言わんし、手伝ったりもせんのやよ、てな話で、見解の一致を(それなりに)見たんで、手は出さず、気にかける、て感じに方向転換したのだった。

「おすそ分け」とは言ってるけども「お礼」のつもりなのは、かなり鈍い私にも分って、だけども、「おすそ分け」と言うには多すぎる分量の――と言うか、明らかに2世帯分を買っていると分る量――食料がやって来て、だぶついたぶんを実家に、これやったらあるでー、と持って帰って――当初は抱えてたけども、あんまり勿体無いんでこの頃は、持て余すぶんは、持って帰って、そのついでに実家の方の片付けしたり、しゃべったりするようになっているのよ――、べらべらしゃべったりしてたらば、父が、この頃やってるらしい英語のお話をプリントアウトしたやつを持って来たんだわ。

偉いなぁと思うのは、父は、現役引退してもずっと英語の勉強続けてて、中学生向けぐらいの簡単な英語学習を前提にした英字新聞を――Student Timesだったと思ってたけども、検索したら、何だか雑誌みたいのが出て、これじゃないよな、と思ったのだった。週刊なんだけども、ふつーにに英字新聞で、雑誌じゃない――ずっと購読してて、毎週そのクロスワードを解いては、投稿してて、時々当選しているのだった。

#環境的には抜群だったにも関わらず、私は、どう考えても英語とならば、数学の方がマシだった
#どう考えても環境的に私より劣るむ下の方が、語学センスみたいなのがある。なんなんだろうなぁ

まさ、その新作(?)英文童話(?)が、あんまり笑えたんで――念の為に書いておくけど、ストーリーが素晴らしく面白かった訳じゃなくて、まるで「Kakitaro」から進化してないのが面白かったのよ――、ここに全文掲載。

大丈夫大丈夫。だいたい読んだら、ストーリー把握できるから。その「展開の凄さ」だけでも味わってみて。

Spider's Repay

This isn't "Crane's Requite"but my story.

Once upon a time there lived a young man named Kaki(persimmon)taro.He lived in the larger house which his parents left.

One day he saw children bullying a spider. He scolded them,"Stop bullying."

So he gave the children the cakes and set the spider free.

The next day Kakitaro had a visitor in front of his housu.The visitor was a very beautiful and kind girl.

He was much pleased with her at the first meet.Being astonished,she asked him,"Will you please stay with me?"He replied "It's OK."Marry me."She said to him, "I will be your wife from now."

And then the couple had lived in the same house.But she prohibited entering one room.She asked him,neigher enter this room nor see her.

When she came out of the room,she brought back new cloths each time.The cloths were sold at a lot of money.So they got richer and richer.

He might be wondering what was she doing,in spite of her prohibiting it,he entered the room and saw her.There was a spider weaving a cloth.

書くのにくたびれて来たのて、お弁当作る時間だからここまで。

スペルチェックもまだなんで、かなりいい加減だと言う事と、父の原文の方は、きっちしスペルチェックも終えてると言う事で、ミスがあったら、私の写し間違いです、て事は一応書いときます。

一番気に入ってる場所は、中ほどの「"Will you please stay with me?"He replied "It's OK."Marry me."She said to him, "I will be your wife from now."」て会話の部分。

英文だからシンプルなんじゃなくて、昔話ってここら辺むっちゃシンプルだったんだよなー、と、再認識したんだけどね、とは言え、「Marry me」は強いよなーと。


そして、朝が来て、ダンナが嫌々(雨が降ったんで、休みになるかと期待したのが、上がってしまったんでがっかりしたのだった)仕事に出て行ったんで、続きに取り組もうとして、スペル見直してたら、最初の一行目から既に間違えていたので、さっきまでアレコレ訂正してた。

で、(たぶん)結びの部分になってるらしい所に続きます。てか、Spiderの部分でもしや?と思って、new clothsが出てきたところで、やれやれ、と思わなかった?いやさ、私ゃ、とーちゃん(ダンナじゃなくて父の事)、またやっちゃったよ、と思ったよ。

勉強が主体だから、ストーリーにはハナから拘ってないのは分るけども、柿太郎のとこへ蜘蛛の恩返しがやって来たとすると、柿太郎、次はイルカに乗って竜宮城へ行くのかな?それとも、夏山に登った柿太郎が大雨の土砂崩れの中、雨女に助けられたりするんやろか?とかさ。まぁ、ラストをどうぞ。

His wife was a spider.The spider said sadly"You see my real figure,I cann't be here.I have to fly up to heaven." The spider on a long string flew up and up. finally it became clouds. So in Japanese spider is kumo,cloud is kumo.

最後まで書いてびっくりした。いやさ、(実は)今初めて全文読んだ訳やけども――途中で吹いてしまって、微妙に「共有」したい気分になってしまって、公開しちゃったんだわ――、オチがまたひどい。親父ギャグ丸出しじゃん。とーちゃん、またやっちゃったね。

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