木曜日, 9月 18, 2008

草刈りへのプロローグpart.2

台風が来ると言う事で、明日の朝は弁当作らなくてもよさそーなんで、微妙にのんびりしてる。

まだ、イマイチ生活時間の割り振りが決まらなくて、いやさ、決まったところでその通りに出来るってもんでもないけども、ある程度の「めやす」みたいのがあった方が何かと楽なんで、多少は目処を立てたいと思ってる訳やけども、こっち来て1年。ダンナが仕事初めて2ヶ月てんじゃ、なかなかね。

#もうちょっと具体的に言うと、手の抜きどころとか、頑張りどころみたいな、緩急の「つけ方」がある程度決まってくると、体調管理みたいのが(て程大袈裟なもんでもないけど)色々とやり易くなるんだわ
#長く生きてきて多少は分ったのが、私にはあんまり瞬発力はないって事と、代りに、結構持続力はある方みだいだ、て事で、細かくするのはしんどいけども、ざっくりした計画みたいのがある方が、何より自分にとっては楽なんだよな、と

ま、そんなこんなで、兎に角ゆとりを感じていられる今のうちに、草刈りの事の続きを書いておく。

ジャングルて、まぁ、実際のジャングルを体験した事ない訳やけども、夏草の伸びっぷりがね、そりゃもう、想像を絶する状態だったのよ。

春に草刈りした時には、元からあった「東の屋敷」の地所には、5本ぐらい畝を作って、そこを母が耕しながら、戦時中の母達の担任だった先生てのが、元々は農業専門だった、て事で、かなりうるさく指導されたって話を繰り返すのを笑いながら聞きつつ、新たな地所になったらしい元お隣の荒地を、私は鎌で、ダンナは草刈り機でもって、刈っていって、道の周辺は元より、周りも結構「広々したねぇ」と思えるぐらいまでは、刈って、父が「勿体無いから」と言うんで生り物の木は残しつつ、藤のつるとか、それは要らんと言った雑木なんかも切って、こざっぱりとした「広場」になって、そこでお弁当を広げたりもした訳よ。

筍の時期は過ぎてたけども、まだ梅は取れなくて、そのすぐ後ぐらいには茶摘をしたんで、たぶん初夏のかかりの頃合。

だから、あれから3、4ヶ月。

道も畑もすっかり草に覆われて、と言うか、車道の脇から下を覗くに、何と言うか、もうすぐそこまで草が伸びてる。てか、あの時の面影がまるっきり見当たらない。あの、お弁当食べた道の脇の石とか、母が耕してた畑とか、そんなのが全て、深い草の海に沈んでしまったみたいな感じ。

植物頑張り過ぎだろ、てか、あれは夢だったの?なんしから、私の背丈よりもずっと深いんじゃないかと思えるような草の海が、道の下に広がってたんだわ。

く「違う場所みたい…」
だ「おお。ここまで伸びてしまうんか」
く「いっぺん位来といたらよかったねぇ」
だ「ワシも今そう思てたとこや」

墓参りの帰りに寄った訳やったけども、あまりの変わり様に、すっかりショックを受けて、だけども何とかせんとあかん、てな気持ちは同様でもありまして、今度の休みにこいつに挑もうね、みたいな話をして、今回は、道具も装備も整えていない、と言う事で帰った訳ですわ。

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