火曜日, 12月 02, 2008

ネット圏の捉え方part.2

とと、最初はみつけられなかった元記事が、otsuneさんのモヒカン族とムラ社会の文化衝突の例として「なんとなくかくにっき」騒動て、エントリーから行けるのが分った。

#が、日付が2005年になってて、これは、なんかのエラーなのかな?それとも、他の事があって、過去の事例を示したんやろか?
#てか、このリンク先はアーカイブの方なんだ。よく残してくれました。

これで、経過も反応の方も確認できるや。おおすごい。

まさ、この時の「反応」のありようが、ブログってもんがある程度普及して、トラックバックなんかでどんどん繋がって広がっていく経過を最初に直で見た、と言うか、もうこの頃には「まとめサイト」みたいのも結構あったけども、なんと言うか「ありがちなささやかな事」が――みようによっては、ありがちでささやかだったから「こそ」なんかもしれんけども――どんどん「延焼」して行くようにも見えて、「ツールの力」みたいなもんを実感できる、印象的な事件だったんだわ。

んで、だ、この時書かれた「もうヴァーチャルじゃねーんだな、と」のエントリーはさ、ブログの繋がり易さとか、あっさりリアルと接続しちゃった身も蓋も無さみたいのに対して「これまでとは違ってきた」みたいな詠嘆なんじゃないかと思えるのよ。

あの頃はさ、ネットって、リアルじゃ口に出せないような「ホンネをつぶやく」場所みたいな雰囲気あって、blogと日記の違いみたいのも、よく語られてた訳さ。

でだ。まだ「スルー力」なんて言葉も無かったこの頃起きたこの「なんとなくかく日記」騒動(事件、じゃなくて騒動だったのね)では、電凸て言葉も無かった訳やけども、アクセス元の学校経由で、いたづら相手の学生に注意を促し、事の経緯を公表する事に対して、適切な判断、と好意的な意見と、一方で、大袈裟、やり過ぎ、みたいな批判も起きたりしたんやけども、そこで私が面白いなと思ったのは、この管理者様が、ご自身のブログを「家」と表現し、ネットとリアルは地続きだと認識していらっしゃったからこその警告だった、てあたり。

私は、この一連のやり取りを通して言いたかった事があります。それは、インターネットも普通の社会と同じ。だから、実社会でやってはいけないことを、インターネットでもやってはいけないし、やって欲しくない。これからのインターネットを担う彼らには、そういうことを学んで欲しかったので、わざわざ連絡を取って対応をしたし、記録として他の人にも役に立つと思ったから公開したのです。
それが技術的に可能である・当たり前にできることを知っているから、自分がそれをする・されることを当たり前に受け入れられる
あるいはネットの世界そのものが「できるからと言って、何でもやっていいという訳ではない」という風潮に傾いてゆくのか。

わずか5年前に、otsuneさんが、モヒカン族とカテゴライズした管理人さんのネット観と、自らをgeekとおっしゃるはまちちゃんさんのネット観とは殆ど重ならないように見える。

ここの部分に関しては、私には、単純に、はまちちゃんさんのモラルが低いだけに思えるけれど、私もモラル低いんで、自分が得できて面白くて、他者に(さしたる)被害がないようならば、問題ないです。

感覚の方は知ったこっちゃないですが、実害がないようお願いしたいと思います。まとまってねー。つかおちがつかないや。

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