日曜日, 8月 17, 2008

タイガーマスク

と言う事で、再びの移転はナシになったみたいやねんけども、一体何が起きてたのかはまだ確認していない。

は、いいとして、ダンナは今度の職場では、盆も正月も結構な連休になると言う事で、おうちで再び動画三昧――びっくりするぐらいチャンムグにハマってて、あの大河ドラマを既に5周ぐらいしてて、(全然調べたり勉強したりしてないにも関わらず)今や微妙に韓国語を聞き分けている様子すらある――で、今日はクルマの動画と古いアニソン見てたんやけども、したらさ、タイガーマスクが出て来たじゃないの。

く「おー、タイガーマスクや~。なぁなぁ、虎の穴の内部の様子がば~~っと描かれたヤツ見たことない?」
だ「知らんなぁ。」
く「えー、そうなん(がっかり)。あれ、むっちゃおもろかったんやで。あのな、虎の穴って、なんか山をくり抜いたみたいなトコに訓練場があってな。そこでむちゃくちゃな訓練やってんねんけどもな、そのパノラマ図解みたいのがあってさ。ほれ、インディ・ジョーンズの岩転がしってあったやんか。あんな感じの岩をくり抜いた穴の底から”押し出す”って訓練の図があってさ、あれ、どうやって入れたんやろ?とか」
だ「あほや」
く「うん。なんかむちゃくちゃやってんけど、それがごっつおもろかってん。見開きでばーん!と出てて。あーあれ見たいな~」

と、思い立って探してみたけどもみつからんかった。

私は、アニメ化する前からタイガーマスクは好きで、アニメの絵には最初ちょっと馴染めんかったんやけども、そう言えば、タイガーの仮面もマンガとアニメじゃかなりニュアンス違ったよなーとか思いながら調べたらば、ほうほう。『ぼくら』連載やったんや。

なつかしー。おにいがマガジン呼んでたから、私もマガジン読んでたけども、内容が私にはちょいとムズくて、私はあの頃は『ぼくら』の方が好きやったんや。

後、当時はプロレスマンガが結構流行ってて、それも好きやった。考えてみると、逞しい男が汗と血を流しながら苦しむ姿がセクシーだと感じてたのかもしれないな、とも思う。

#梶原一騎のマンガに出て来る女性には全然魅力を感じなかったと言うか、子供だった事もあってか同性とは思えないと言うか、宇宙人みたいに思えて、感情移入以前に、(漠然と)私には無理、と、最初からお手上げだったし、かと言ってスポコンの主人公にも全く感情移入出来なかったにも関わらず、結構楽しめたのは、悩んだり苦しんだりしながら、自分の体を自分で痛めつける「男」の様子を見るのが、私は結構好きだったのかもしれないな、とか思う(イロイロ思い当たるところがあったりしてw)。

後、それとは別に、「虎の穴」って「特訓」を意味するような言葉になってるんだな~と、調べて改めて認識して、あの頃って人気アニメって「みんな」見てたもんな、とか思った。

#一方で、当時のアニメは技術的には(正直)まだまだで、このタイガーマスクや、あしたのジョーなんかは、マンガが好きだった私にはかなり「絵の質」に不満があったし、動きもものすごく単調で、感動を呼んだらしいジョー対力石の対戦やったけども、人形劇じゃねーんだからさー、と、密かに突っ込んでた人も少なくないんじゃないかと思ってる。

まさ、それはさて置き。とても残念ながら、虎の穴の内部の特訓施設を描いたパノラマの画像はみつけられなかった。

見開きでどーんと出てたのが、冒険王ぼくらやったんか他のマンガやったんかも覚えてないけども、絵が思い浮ぶんで、(たぶん)あった事には間違いないんやないかとも思えるけども、マンガのストーリーとは直接関係のない部分なんで、雑誌の頭の部分によく入ってた――当時はそんなのが結構あった。「これが地獄だ!」とか「これが21世紀の都市だ!」みたいな――、「これが虎の穴だ!」みたいな絵だったとしたら、場合によっちゃ単行本にも入ってないかもしれなくて、いっそうあれをもう一回見て、確認してみたいな、とか思う。どっかで見かけたり、こんなのがあったよ、みたいな記憶があるならば、どーかひとつ。

タイガーマスクに関しては、ファンサイトもあって、色んな考察があって、面白かったけども、マンガ連載当時――アニメの方も見てたけども、私が求めてるのは連載マンガの方なんで、とりあえずマンガ連載当時、としておく――の「内容」に関する記憶はあんまりなくて、どっちかで言うと「シーンの画像」ばかりが思い出される私としては――ちょっと前まではストーリーはあまり覚えてないわりに、シーンはかなり明確に思い出せたりするのは、年齢が低かったせいだと思ってたけども、この頃になって、新しい記憶でもやっぱり断片的なシーンの方が多いようにも思えるようになったんで、もしかすると、(私の)記憶のあり方みたいのが、スナップショット的なのかもしれないと、ちょっと思ったけども、他の人と比較する機会が(ほぼ)ないんで、結局はよく分らない――考察に関しては、ほぉそうだったのかーみたいな驚きはあるけども、それそれ!あったあった!みたいな嬉しさはあんまり味わえなくて、著作権の問題があるからだろうなーとは思うけども、逆にマンガの「ひとコマ」を求めてしまったりして、どうも不完全燃焼。マンガってメディアも(今となっちゃ)もう決して「新しい」もんでもない上に、既に文化としてある程度は定着してるんだから、画像も「引用」も文章並みに自由度が上がればいいのにな、とか思う。

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