水曜日, 1月 06, 2010

性犯罪?!

なんだか話が色んな方向に進んでるし、ぐるぐる回っていたりするしで、今うっかりそんな事に口挟んじゃうと、めんどくさい事になる場合もあるかもしれないなーとか思ったりして、読むだけにとどめてたんだけども、ささやかな疑問が自分の中にわいて来て、頭の中で考えてるだけだと収集つかないので、とりあえず文章にしてみる。

最初にぼんやり浮かんだのは、強姦ってのは人災寄りなんだろうか?天災よりなんだろうか?って疑問。

いやね、加害者と呼ぶぐらいなんだから、分類するなら人災なんだけども、元からして、天災と人災の区別がつきにくいと感じているのとこへむいて、強姦ってのが「一定数は存在するが、大多数の人は持たないところの特殊な性癖を持った人が犯す犯罪」だとしたら、状況的には天災寄りだよなーとか思ってさ。

法的な事には詳しくないけども、ほれよく責任能力のあるなしが争われるタイプの犯罪って、ここんところよく聞くじゃない。

強姦ってのが「一定数は存在するが、大多数の人は持たないところの特殊な性癖を持った人が犯す犯罪」だったとしたらならば、被害者の落ち度云々を重視するのはあまり意味がない気がする。

再犯防止や予防に役立つのは、「一定数は存在するが、大多数の人は持たないところの特殊な性癖を持った人」が、どんな状況でその犯罪を決行するのかを研究し、その結果を周知するのが予防になるんじゃないかと思う。

私は、強姦をした人たちの生の声を聞いてみたい。

それって、精神衛生上はあまり好ましくない気がしている訳だけども、あの人たちは、夜道を一人で歩いている女性を見ると、強姦してもよいと言う判断をしてしまうのだろうか?あるいは、夜道を一人で歩いている女性を見ると、自分を誘っているという判断をしてしまうのだろうか?ミニスカートをはいている女性をみると、無意識のうちに手が伸びるのだろうか?あるいは地味な服装のおとなしそうな女性を見ると、安心して押し倒してしまうのだろうか?常にそういった欲求を持って周りを物色しているのだろうか?逆になんらかのきっかけでスイッチが入るとそうなるのだろうか?

私には、強姦者がどうしてそんな行為に及ぶのかまるで分からない。

なので、強姦とは「一定数は存在するけれど大多数は持たないところの特殊な性癖を持った人」が犯す罪のような気がしてしまう。つまり一種の天災のようなものとの認識があるの。

だから逆に日常的に強姦予防を前提とした行動を取る事はない。夜道の一人歩きは怖いと言えば怖いけれど、それは強姦や痴漢行為を前提にしていると言うよりは、犯罪全般に対する恐怖で、「人目のなさ」と言うのは、肉体的に弱い人間にとっては避けられるなら避けておきたい類のものだけれど、何が何でもそうできるってものじゃないし、人間だれしも愚行権を行使したい気分になるときってある訳で、まぁその程度。

結局は、運が悪けりゃ殺されるなりやられるなりするし、運が良けりゃなにもない、と。

が、ここで再び困っちゃう。

強姦ってどうも「ありふれた犯罪」らしいって事。

「一定数は存在するが、大多数の人は持たないところの特殊な性癖を持った人」の一定数のパーセンテージが結構大きいのか、大多数の人が持たないところの特殊な性癖という認識に間違いがあったのか、後者だとすると前提ミスって事になるんだけども、そもそも強姦って犯罪の強度としてどの程度のものなんだろう?

考えてみただけでかなり耐えられないものなんだけども――初めて痴漢にあった時、血の気が引くぐらいショックを受けた、個人差のある事なんじゃないかとは思うけれど、人が人に対していきなりそういった行為に及べると言う事実に直面した気がした。だから今後は気をつけようと思う以前に、これも人間なんだと思うとぞっとした――、そういった行為に及べてしまえる、他者に対するある種の「敷居の低さ」が性犯罪にはあるように思えるんだわ。

疲れてきたからとりあえずここまで。

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